多世代交流とは?

 こどもからおとな、高齢者までの様々な世代の人々が集まり、一緒に活動したり話をしたりすることで交流を深めることをいいます。

 近年、核家族化や少子高齢化の進展に伴い、地域住民のつながりの希薄化が懸念されています。暮らしやすさを高めるための出発点において、住民同士がふれあい、支えあうということが重要です。

 現在、高齢者のいる世帯の約半分は、一人暮らし世帯又は夫婦のみの世帯となっており、特に一人暮らし世帯の増加は男女ともに顕著となっています。他方で、若い世代と交流したいと考えている高齢者は多く、このような背景の中、政府でも、地方創生の観点から、中高年齢者が希望に応じて地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができる「生涯活躍のまち」づくりの推進を行っています。

 本法人は、多世代交流を通じ、すべての人と人とがつながり支えあうことで、孤独な生活がなくなり、愛着を持って住み続けられる街作りを目指して様々な取組を実施しています。

多世代交流が必要である理由!

多世代との交流により、こどもにとっては、孤独緩和、社会性の習得、思いやりの心の醸成などができ、高齢者にとっては、社会参加、認知症の予防、生きがいや楽しみになります。

また、災害時には互いの命を守り、高齢者やこどもの日々の見守りなどにもつながります。